物語を描く……おはなし。
ぶーんぶーんはろーにゅーわーるど(いけぼ)
ぐもに。
今日はお話を描くことについて思っていることを。
さて、根本的に僕は物語が好きです。
小説でも漫画でもアニメでもそこに作られた世界がある事が好きです。
何ていうのか僕の体験していないことを体験している人たちの世界ってすごく貴重だと思うのです。
有限な時間の中で如何に多くの世界を体感するかって多分求めた人にしか手に入らないことだと思うのです。
そして、それを想像して創造して。
ああなんと楽しい作業でしょう。
脚本家が苦行なのは、それが評価されるからです。
小説家が苦行なのは、それが評価されるからです。
自己評価で満点の世界を描き出せたら、その世界は僕だけの満点の世界なわけです。
然しながら、作品として、芸術として言葉を羅列してしまったのなら、
誰かに見て貰いたいのが人の業というものです。
評価されるのが辛いのに評価されたくて仕方ない。
見てほしい、褒めてほしい、触ってほしい、貶してほしい、読んでほしい、泣いてほしい、笑ってほしい
誰かの人生に跡を残してほしい。
それはたぶん、僕の人生の跡になるからです。
言葉は常に何か大事なものを残してくれます。
僕はこれからもゆきやあられのように数多降り頻る言葉の雨に打ちひしがれるのです。
いやいや、打ちひしがられちゃった。
描く側の話だっちゃ。
ハロウィンライブの台本は僕も1本書いたのよ。久しぶりに台本作ったのよ。
テーマはハロウィンってざっくりしたものなんだけど、
見事にみんな雰囲気も内容もバラバラなんよね。
性格の差というかなんというか……
その中でも僕の台本はTHE会話劇って感じでして。
もう各々マシンガントーク。
ちょっとやそっとじゃ止まらない君のマシンガントーク。
冷めたコーヒーで渇きを潤しplease please tell me all about you.
ト書きなんてほとんど皆無
舞台台本なら超忌み嫌われるやつ
間を詰めないと演出からピーキャー云われる産物。
でもなんかこう。ハッピーになってくれて、誰かにちょっと跡を残せたらなって思ってる。無理かな?いけるかな。
ちょっとだけでいいよ。
楽しみにしててほしいなぁ。